レンタカー 北海道についてのご意見

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つまり出荷対応日数とはいまの出荷状況で推移するとした場合、あと何日分の出荷に対応できるかという数値である。 この出荷対応日数が商品調達に必要なリードタイム日数を割り込んだときに発注をかけるということである。

その場合の発注量は論理的には在庫日数分であり、一日当たり平均出荷量に在庫日数分を掛けた量が発注量になる。 これが、基本メカニズムである。
在庫を「日数」で管理する点に特徴がある物流を市場動向に同期化させる不定期不定量発注方式はこう動かす「日数で管理する」在庫システムには三つの「日数」があらわされている。 何日分在庫を持つのかという「在庫日数」は三日としている。
発注してから入荷するまでの「リードタィム日数」は二日と仮定している。 出荷があるたびに在庫量が減っていく線が「出荷対応日数」である。
今実際の発注システムはこう動くこの動き方についてもう少し説明しよう。 先ほども述べたように、重要なポイントは「在庫を日数で管理する」ということである。
実は、日数をベースにしないと在庫管理は不可能なのである。 在庫の量を管理するためには何らかの「枠」が必要であるが、これを「個数」にしておくと、管理の枠が常に変化してしまうことになる。
本来、必要な個数というのは、需要の変動に応じて常に変動するからである。 たとえば一○○○個の在庫で対応していた商品でも、需要が増えてくれば一○○○個では足りなくなる。
逆に、需要が落ち込んでくれば一○○○個よりも少ない在庫でよいことになる。 このように、一○○○個という個数で管理しようとすると、常に、その個数は変化してしまうことになる。
そこで、「日数」という枠を使うのである。 日数をベースに「不定量」で発注することによって市場の変動に対応できる在庫管理が実現するのである。
電物流を市場動向に同期化させる在庫日数とリードタイム日数を合計したものが最大在庫日数となる。 また、一日当り平均出荷量を使って在庫量を算出することになっているので、安全在庫が必要になる。
平均値以上の注文を受けると欠品になってしまうので、これを避けるために持つのが安全在庫である。 この安全在庫については省略している。

出荷対応日数がリードタイム日数にふれると発注する仕組みになっている。 発注量は在庫日数分である。
出荷対応日数が横に伸びている部分は出荷がなかったことを表している。 出荷がないところに発注した在庫が入荷すると、出荷がなくて残っていた二日分の在庫に発注量である三日分が上乗せされる。
それでも、五日分を超えることはない。 だから最大在庫日数なのである。
さて、ここでのポイントは、日数は変わらないが、日数に含まれる在庫量は常に変動するということである。 仮に、この商品の一日当り平均出荷量が一○○個だったとする。
ちなみに、この平均出荷量は二週間から一カ月程度の移動平均で取る。 一日一○○個だとすると、これで計算される「在庫日数」に該当する在庫量は三○○個である。
リードタィム日数に該当する在庫量は二○○個である。 出荷対応日数は一日一○○個ずつ減っていくことになる。
そして、残り二○○個になったときリードタイム日数の在庫量二○○個にふれ、在庫日数分三○○個が注文されることになる。 このように、日数は常に量に換算されながら、その量で動いているのである。
それゆえ、たとえば平均出荷量が一日二○○個になったとしたら、リードタイム日数に該当する量は四○○個となり、出荷対応日数も一日二○○個ずつ減っていくので、一日一○○個の出荷のときよりも早くリードタイム日数に出会うことになる。 出荷増に伴う欠品をこれで防ぐのである。

また、在庫日数分の在庫量も六○○個と増えることになる。 出荷量が減った場合は、この逆のメカニズムが働くことで、過剰在庫の発生を抑えるのである。
このように、平均出荷量に合わせて、過不足なく在庫を維持しようというのが、この「日数」をベースにした不定期不定量方式の特徴である。 なお、リードタイム日数は発注点であり、アイテムごとや取引先ごとに違う日数になる。
リードタイム日数を割り込んだら発注するのであるが、発注後、見込んだとおり出荷があった。 さて、ここの冒頭で「在庫はなければないほどよい」と述べた。
こういうと、必ず反論が出される。 在庫管理の本を見ると、ごく一部の著者を除けば、在庫は必要だという主張を当たり前のように展開している。
なかには「在庫ゼロがいいことはわかっているが」と前置きをしたうえで、在庫の必要性を説いている本もある。 いずれにしても、「在庫を持つことにはデメリットもあるが、在庫を持つメリットもある」といって功罪を列挙しているケースが少なくない。
そこで両者のバランスを保つことが必要であると結論づけているが、どうバランスを取るのかの記述はない。 ここで疑問に思うのは、在庫を持つことの功罪を両方あげ、両者のバランスを取れなどと主張していることである。

在庫を持つ罪として在庫投資に伴う資金の固定化や在庫保持にかかるコストの発生をあげ、在庫を持つ功として顧客サービスのためとか、効率的な生産支援のため、あるいは需要変動に対応するためなどということをあげている。 さて、それでは、これらのバランスを取るとは一体何を行うのであろうか。
きっと答えはないはずである。 現実的には、バランスを取ることなど絶対に不可能だからである。
ある本に「在庫が少なすぎると、販売に支障をきたす。 たとえば一○○個売れることがわかっているときに在庫が五○個しかないと、五○個分販売ロスが出る」というようなことが書いてある。
こういう説明には絶句するしかない。 このような「在庫はコストがかかる。
でも必要だ」などという中途半端な位置付けでは、在庫管理などできはしない。 管理するという立場に立てば、「在庫を持っても何もいいことはない」という認識でスタートするのが正しいのである。
「それでも、現実に在庫は存在する。 それはなぜなのか」という疑問が、制約条件の存在を明らかにしていく。
この場合に重要なのは、在庫が存在するのは、在庫が必要だという「理由」によってではなく、在庫を持たざるを得ない「制約条件」があるからだという認識を持つことである。 「理由」と理解したら、それを排除する動機にはならない。
制約条件であるというとらえ方が、それをつぶすという取り組みへの道を開くことになるのである。 この点を最後に強調しておきたい。
物流システムもそうであるが、ロジスティクスも論者により多様な意味で語られる言葉といえる。 そこで、まずロジスティクスについて定義をしておきたい。
ここでは「ロジスティクスとは、生産、仕入、物流という供給システムを市場への出荷動向に合わせて動かすためのマネジメントである」と定義をして、話を進めたい。 こう定義をすると、気づかれる方もいらっしゃると思われるが、先ほどの「物流システム」と同じ範疇に含まれるマネジメント概念であることがわかる。

市場への出荷動向に合わせて動かす物流システムに生産、仕入という商品を生み出す活動を加えたといってよい。 この生産、仕入、物流という活動を「供給システム」ととらえ、それを市場動向に合わせようというのがロジスティクスである。

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